映画「在日家族」黒澤明映画シナリオの書き方

黒澤明映画シナリオの書き方

第一、古典映画は、古典交響曲に学びます。
  映画は、時間の芸術。
  第一楽章ソナタ形式
  第二楽章変奏曲
  第三楽章メムエット
  第四楽章ソナタロンド形式
  起承転結。
  起転承結。
  ソナタ形式から学習。
  「序奏
  提示部・第一主題第二主題
  展開部
  再現部・第一主題第二主題
  終奏」

  どうでしょう。
  
   第一楽章。

「用心棒」
   Aぶらりと主人公やって来て用心棒志願。言葉通り二組決闘対決となるが、中断。
醜聞」
   A山で人気女優と画家が出会う。オートバイ二人乗り志願。報道される。
「影武者」
   A信玄そっくりさんが、できないと拒絶するが、信玄の死に心入れ替え信玄影武者志願する。

   第一楽章では、主人公紆余曲折しますが、結局「志願」します。
   撮影と観察の中で、
   紆余曲折「志願」撮影しますが、中断です。

   第二楽章。
   水入り間奏。緩やか。

「用心棒」
  Bまさしく水入り大雨。
  主人公引き抜きに、主人公応じず。
「醜聞」
  B回る新聞輪転機。拡散。
「影武者」
  B影武者信玄元気ハツラツ皆エイエイオー馬乗り鼓舞するが尻もち。信玄存命拡散。

   水入り間奏には、「休憩」と「拡散」の文字です。

   第三楽章。
   楽章ごとに、提示部と再現部があります。走ります。

「用心棒」
   Cズルい敵役とダメ男登場。
   主人公が、観察の立場になります。
   買収する敵役の活躍とダメ男の悲惨さ。
   行動する主人公の原因がここにあります。
  主人公人助けします。
「醜聞」
   Cズルい敵役編集長とダメ弁護士登場。買収する。金もらう。
   主人公は、観察です。
   主人公は、ダメ弁護士の娘の味方です。
「影武者」
   Cズルい敵役信長とダメ男登場。
   金品買収あります。
   高天城出兵勝頼を、信玄応援出兵行動に出ます。

   第三楽章では、金品買収するズルい敵役とダメ男の登場を観察します。
   行動の原因。
   主人公人助け行動して成功します。
「観察」と「行動成功」です。
   主人公移動します。

   休憩
   激しい間奏。
   間奏も、緩い間奏と激しい間奏があります。
   世の中荒れ放題。

「用心棒」
   D敵役の敵役がいて、双方暴れて無法街。
「醜聞」
   D裁判で勝ち目なし。
敵役と有名弁護士、証人立ってもダメ弁護士買収され反論できない。