太郎と次郎が漫才をします。題材は、今夜はぬるめの熱燗が良いのか外で飲みに行った方がいいのか賃貸住宅がいいのか新築三階建てが良いのかタワーマンションがいいのかたこ焼き屋をするのが良いのかお好み焼き屋をするのがいいのか大学行けばいいのか就職すればいいのかいつでも二者選択の一つを選ばなくちゃいけない。突然、重なり合うように、幸不幸がやって来る。だから、太郎は、まず逃げてから考えろ答えはその後。次郎は、失敗しようが選択した方をやってみる。どちらが正しいか？観客交えて漫才台本を作って下さい。
太郎：こんばんは、太郎です。
次郎：こんばんは、次郎です。
太郎：今日は、二者択一の話をしようと思います。
次郎：二者択一？
太郎：そう、今夜はぬるめの熱燗が良いのか外で飲みに行った方がいいのか、賃貸住宅がいいのか新築三階建てが良いのか、タワーマンションがいいのかたこ焼き屋をするのが良いのかお好み焼き屋をするのがいいのか、大学行けばいいのか就職すればいいのか、いつでも二者選択の一つを選ばなくちゃいけないんだ。
次郎：それは大変だね。
太郎：そうなんだよ。だから、僕は、まず逃げてから考えるんだ。
次郎：逃げる？
太郎：そう、逃げる。例えば、今夜はぬるめの熱燗が良いのか外で飲みに行った方がいいのか、と言われたら、どうする？
次郎：えーと、ぬるめの熱燗が良いかな。
太郎：違う、違う。そうじゃなくて、逃げるんだ。逃げるって言ってるだろ。
次郎：じゃあ、どうやって逃げるの？
太郎：簡単だよ。こう言うんだ。「今夜はぬるめの熱燗が良いのか外で飲みに行った方がいいのか、どっちもいいけど、僕は明日早いから、今日は帰ります。」
次郎：なるほど、そうやって逃げるのか。
太郎：そう、そうやって逃げるんだ。これで、二者択一の悩みから解放されるんだ。
次郎：でも、それじゃあ、何も決められないじゃないか。
太郎：決められなくていいんだ。決めると、後悔するかもしれないから。
次郎：後悔するかもしれないから、決めないのか。
太郎：そう、そうなんだ。例えば、賃貸住宅がいいのか新築三階建てが良いのか、と言われたら、どうする？
次郎：えーと、新築三階建てが良いかな。
太郎：違う、違う。そうじゃなくて、逃げるんだ。逃げるって言ってるだろ。
次郎：じゃあ、どうやって逃げるの？
太郎：簡単だよ。こう言うんだ。「賃貸住宅がいいのか新築三階建てが良いのか、どっちもいいけど、僕は今、お金がないから、どっちも無理です。」
次郎：なるほど、そうやって逃げるのか。
太郎：そう、そうやって逃げるんだ。これで、二者択一の悩みから解放されるんだ。
次郎：でも、それじゃあ、何も手に入らないじゃないか。
太郎：手に入らなくていいんだ。手に入れると、失敗するかもしれないから。
次郎：失敗するかもしれないから、手に入れないのか。
太郎：そう、そうなんだ。例えば、タワーマンションがいいのかたこ焼き屋をするのが良いのかお好み焼き屋をするのがいいのか、と言われたら、どうする？
次郎：えーと、たこ焼き屋をするのが良いかな。
太郎：違う、違う。そうじゃなくて、逃げるんだ。逃げるって言ってるだろ。
次郎：じゃあ、どうやって逃げるの？
太郎：簡単だよ。こう言うんだ。「タワーマンションがいいのかたこ焼き屋をするのが良いのかお好み焼き屋をするのがいいのか、どっちもいいけど、僕は料理ができないから、どっちも無理です。」
次郎：なるほど、そうやって逃げるのか。
太郎：そう、そうやって逃げるんだ。これで、二者択一の悩みから解放されるんだ。
次郎：でも、それじゃあ、何も楽しくないじゃないか。
太郎：楽しくなくていいんだ。楽しむと、疲れるかもしれないから。
次郎：疲れるかもしれないから、楽しくないのか。
太郎：そう、そうなんだ。例えば、大学行けばいいのか就職すればいいのか、と言われたら、どうする？
次郎：えーと、大学行けばいいかな。
太郎：違う、違う。そうじゃなくて、逃げるんだ。逃げるって言ってるだろ。
次郎：じゃあ、どうやって逃げるの？
太郎：簡単だよ。こう言うんだ。「大学行けばいいのか就職すればいいのか、どっちもいいけど、僕は今、勉強も仕事もしたくないから、どっちも無理です。」
次郎：なるほど、そうやって逃げるのか。
太郎：そう、そうやって逃げるんだ。これで、二者択一の悩みから解放されるんだ。
次郎：でも、それじゃあ、何も成長しないじゃないか。
太郎：成長しなくていいんだ。成長すると、苦労するかもしれないから。
次郎：苦労するかもしれないから、成長しないのか。
太郎：そう、そうなんだ。だから、僕は、いつも逃げるんだ。
次郎：ふーん、そうなんだ。でも、僕は違うよ。
太郎：違うの？
次郎：そう、違うんだ。僕は、失敗しようが選択した方をやってみるんだ。
太郎：やってみるの？
次郎：そう、やってみるんだ。例えば、今夜はぬるめの熱燗が良いのか
