15 病気に勝つ
「明日、入院」
「癌なの?」
「直腸ポリープ」
「セーフ?」
「わらない。検査する」
第一、高校時、経験なしで硬式野球部に入部。部員9人いなくて、バッティングピッチャーやらされ、肩痛めてしまいました。
休部。
鍛えなくちゃ。毎日腕立て伏せ50回。
軽い。
再度野球部。
投げられない。肩の痛みないのに。
こわい。
「おじぎさせるな」
投げられない。根性なし。
第二、病気に気づかない。
どうして?
力だけだから。強ければ、
力も頭も付いてきます。
「疲れたなあ」
これが、言えない。言ったことがない。
なぜ、負けたことになるから。クビになるから。
体は、疲れてます。
第三、いい選手は、怪我少ない。どんなスポーツでも、
長続きする選手がいい選手です。
第四、野球なら、投走打揃って長続きする選手。
サッカーなら、ロングローシュート蹴れて長続きする選手。
ゴルフなら、ロングヒッターとショートアイアンで長続きする選手。
第五、直腸ポリープなっても痛くない。
一番これがこわい。
痛くないのがこわい。
肩がいたい腰がいたいならわかるけれど、ポリープいたくない。
20代若者が、家に帰って、突然意識なくぶっ倒れた。
病院で、
「ここどこ?」
一年間の記憶がない。
マジで記憶が飛んだ。
直腸ポリープで記憶飛びませんけれど、病気になったことを忘れたい。
原因の長時間座っているタクシー業務を忘れたい。
直腸癌かもしれない。
仕事イコール遊び
遊びイコール仕事
そんな甘いものじゃない。
仕事の鬼。
どこの部活動でもどこの会社でもいる鬼教官。
そこまで行かなくちゃプロじゃない。
病気で入院検査じゃ、新人に教える立場に立っていない。
一から出直せ。