戦争への無言の抵抗
映像での戦争への抵抗は、無言無行動無動作となる。
モハメド・アリは、おしゃべりだったけれど、ボクサーだった。
戦場のピアニストは、ピアニスト。
戦場のバイオリンは、言葉なしの演奏家。
戦争に行く者は、「国のために銃を取る」と、戦い鼓舞する言葉をメデイアに発する。
言葉が、国のために戦うことが、正しいとしている。
ロックは、壁を言葉で取り除いた。
映像化する意義は、
言葉じゃなく、無言無行動無動作を撮影することで、
反戦への主張になるのではないか?
「なぜ、答えないんだ?」
言葉を返さないことが、答えだ。
分かり合えない。
争いを仕掛けてくる。
とっさに襲ってくる。
最初は、言葉 から始まっている。
「あの野郎」
その言葉に、
無言で返答する映像を撮る。
セリフに対して黙って答えない映像を撮る。
会話が噛み合わない映像を撮る。
反戦への映画の意義がある。
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