7 組合に勝つ

 7 組合に勝つ
 労働基準監督署が、東三国駅西神崎川沿いにあります。
一度訪問して追い返されました。
 「来るな。」

 正面玄関誰もいない。
階段2階へ。無機質なお役所ビル。ドアギギギー。無音。
20歳女性が、ヒクヒク泣きながら一人座っています。レインコート。
もう一つドア開けます。受付。ガラス向こうに人が見えます。無音。外から見ると小さなお役所ビルなのですが、
何もない廊下は、広いです。
受付まで距離あります。
タクシー手渡し現金商売では、
寂しさ満杯です。
 三回「おはようございます。」
 45歳眼鏡女性職員と、面談。泣かない女性公務員に泣きの訴え。
朴「10年以上、最低労働賃金以下なんです。」
女性職員「あなた、納得して働いていらっしゃるんでしょう。」
 目と目を合わす。
帰ってきました。
 1円でも、給料払えば、会社は、セーフなのか。
 谷町4丁目労働局に電話。
また、女性職員。眼鏡してそう。
「どういうご用件でしょうか?」
朴「会社が、給料くれないんです。」
「担当が違いますので、最寄りの基準監督署へ訪ねられたらどうですか?」
行って来ました。
 断絶幻滅絶壁孤独の世界。
真剣白刃取り。綱渡り。
 ひねくれ者。
白い兵隊現実を知る。
 ハンドル握って労働者に。
売り上げだ。
運転スピードを、上げろ。
他者を出し抜くんだ。空車の時もスピード出せ。
緩めるな。神様見ている。
空車スピードとお客様乗車数は、比例します。

 この日以来、朴は、同僚たちが営業しているJR吹田駅前客待ちをやめました。
 同僚たちが、嫌う酔っ払い水商売ホステスを、率先して乗せよう。
「深夜、これで終わりじゃなく、これからだ。もう一回客拾うぞ。宗右衛門町一周だ。」
 北だけじゃない。南もあるぞ。
 誰も助けてくれない。
売り上げを増やせ。
 同僚のいる待機場所にいかない。同僚を信じるな。
最後、深夜宗右衛門町一周しよう。