1000万円台で狭小3階建て2世帯注文住宅が建つ まえがき

題名 「1000万円台で狭小3階建て2世帯注文住宅が建つ」

まえがき

幸せな男なんでしょう。本人は、運転手35年間。年金生活者。

出勤することが取り柄の男。

90歳過ぎる母親おばあさんが、押入れから、2000万円の箪笥貯金を出して来た。

50年前から住んでいる20坪2階建ての家を、改築したい。

住んでいるのは、牛丼屋に一人で行けない30過ぎの息子と

クレイマーの私と金運おばあさん3人。

他は、別場所でいろいろ。

自分自身に苦情クレイムが、会社に来ると、

変身クレイマーになって行きます。

逆クレイマー。

クレイマーおじさん誕生。

気が付かないです。

わかってません。

その電話メールが、クレイマーだとわかっていません。

クレイマーおじさんが、建築会社のプロ営業担当者の対決が、

前半となります。

後半は、クレイマーおじさんと建築設計現場との対決となります。

クレイマーおじさんの自分との闘いです。

中古住宅買えば問題なかったのですが、

実家解体新築注文住宅の他選択肢がありませんでした。

ですから、安く安く安くです。

今思えば、3人とも借金がありませんでした。

特に、クレイマーおじさんに借金がありませんでした。

65歳過ぎの手取り15万円で、誰が貸してくれるでしょうか。

誰も相手にされないことが幸いしています。

タバコお酒ギャンブルなし。

友だちも彼女も再婚相手もなし。

食べて寝て出勤してテレビ見るだけ。

建築なんてわからない。知らない。できない。

降って湧いた2000万円。

注文住宅に進むしかない。

いつ

どこへ

どのように

だれが

見えない壁。

年取って新しいことはできません。

しかし、近くの建築会社とテレビで宣伝している建築会社なら、見栄張って、大手建築会社です。

誰も相手にしてくれないのに。

馬の耳に念仏。

知らない人間ほど怖いもの知らず。

猫に小判

どこに行けばいいんでしょう。

冷やかし展示場。

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