まえがき

まえがき

このたび、新築に実家を建て替えることになりました。

最初は、解体込みで2300万円とお願いしていました。

3階建て、

老人二世帯住宅、

西側に出っ張り部屋、

1階和室八畳間、

希望が一杯なって、

建築会社担当者Aに、依頼しました。

全部お任せ。

あと、100万円200万円必要です。

ありません。

どうするんですか?

どこからか、持って来てください。

70歳前でローン組んでくれません。

息子や娘二人に、頼めと言うのか。

もうすぐ、会社の玄関前なのに、

その横の交差点で、

タクシー降ろされた気分です。

どうしよう?

ヘソクリ出すのか?

安く安く安く。

建築会社の本音は、もうこれ以上安くなりませんでしょうが、

もっと安く安く安く。

お互い睨み合いです。

先に進むには、こちらからの返事。

それで、尋ねました。

「もし、完成して、最終金を納めないとどうなるのですか?」

担当者A「引き渡しません」

作って渡さない。

当たり前。

知らないあなたが悪いのだ。

そうすると、

足らなくても作ってくれるということです。

こちらが、ゴーサインを出せば、

「よろしくお願いします」

担当者A「建ててよろしいんですね」

念を押して来ました。

ああいいよ。

工事中に金づる探さなくちゃ。

安く安く安く。

完成して、半年なります。

設計図作成段階で、

支店長と担当者Aが、話し合いしていたと想像します。

建築会社の企業精神は、大きく高く広く多くです。

逆行する小さく狭く3階建ては、数をこなすことでノルマ達成です。

建築会社は、美人多いですね。

この家の西側出っ張り部屋も、

年寄りの金作り実験材料です。

本当に、金に困らない家になるのか?

行動するのは、住人です。

例えば、古家の壁に、白龍のコンクリート模様が、

出来ていました。

そこに住んでいる夫婦は、現在、東京青山のマンションに、

住んでいます。

神社の方が、その白龍のコンクリート模様を見て、

「消さないように」

と、言ったそうです。

西側出っ張り部屋、信じたいです。

iPadから送信