妻の保険金20231222

やすし:きよし、お前は結婚してるんだろう?
きよし:そうだよ、なんで?
やすし:じゃあ、お前の妻に保険金を掛けてるか?
きよし:保険金?なんでそんなことを聞くんだ?
やすし:だって、お前の妻はもうすぐ死ぬんだろう?
きよし:えっ!?何を言ってるんだ!?
やすし:お前、知らないのか?お前の妻は重い病気にかかってるんだよ。
きよし:何!?本当に!?
やすし:本当だよ。お前の妻は今、病院に入院してるんだ。
きよし:そんなことは聞いてないぞ!
やすし:だから、お前は妻に保険金を掛けておくべきなんだよ。そうすれば、妻が死んだら、お前は大金持ちになれるんだ。
きよし:そんなことを考えるなんて、ひどい奴だな!
やすし:ひどい奴じゃないよ。賢い奴だよ。お前は妻のことを愛してるんだろう?
きよし:もちろんだよ。
やすし:じゃあ、妻のためにも、保険金を掛けてあげるべきだよ。妻が死んだら、お前は妻の遺志を継いで、幸せに暮らせるんだ。
きよし:妻の遺志って、何だよ?
やすし:妻の遺志って、お前に大金を残してあげることだよ。
きよし:そんな遺志、妻は言ってないぞ!
やすし:言ってるよ。お前の妻は今、病院でお前に手紙を書いてるんだ。
きよし:手紙?どんな手紙だ?
やすし:こういう手紙だよ。(手紙を読む)「愛する夫へ。私はもう長くは生きられないと医者に言われました。私はあなたに感謝の気持ちでいっぱいです。あなたは私にとって最高のパートナーでした。私はあなたに幸せになってほしいです。私はあなたに保険金を残していきます。私の死後、あなたは自由に使ってください。あなたの好きなことをしてください。あなたの夢を叶えてください。私はあなたをずっと応援しています。私はあなたをずっと愛しています。さようなら。あなたの妻より。」
きよし:(涙ぐむ)うわぁ、妻よ。こんなに素敵な手紙をありがとう。妻は本当に優しいなぁ。
やすし:(ニヤリ)ほらね。お前の妻は保険金を掛けてくれたんだよ。お前は妻に感謝しなきゃいけないんだよ。
きよし:そうだな。妻に感謝しなきゃ。でも、保険金って、どれくらいもらえるんだ?
やすし:それがね、お前の妻はすごいことをしたんだよ。お前の妻は、お前が保険金の受け取り人になれるように、色々と手を回したんだよ。
きよし:手を回したって、どういうことだ?

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